1999/05/02-03 鳴門 16:00-11:30
師匠はじめ、仕事仲間５人で鳴門へタイ狙いで出撃。
３グループに分かれて渡船でポイント入りする。
昨年の同じ時期、キス狙いで来てた師匠の仲間が４０台のタイを釣っていたんで期待が膨らみます。午後４時、取り敢えず本命竿を一通り出しておいて、お土産用のキスをサビいて見る。
３ｍのお手軽竿にジェット天秤１０号、ハリス３号40cmにキス用の針１本と言う極めてお手軽な仕掛け。
早速アタリが有り、12cmのピンギスが顔を見せてくれた。
続けて20cmくらいのまあまあサイズ。
良く肥えていてサイズ以上に見える。（^^）
それから暫らく餌取りと格闘。
フグでは無さそうなので、極小の針に替えて正体を探って見ると、7cm くらいのアイナメでした。f^_^;そして本命竿の餌のチェックをしていると、テトラに引っ掛けて置いていた竿が倒れるくらいの大きなアタリ。
クククッと引きもナカナカ。
今日一番の23cmのキス(52KB)でした。（^^）
更に20cm前後を都合６匹ほど釣った所で日没となり、本命の釣りに突入。暫らくして一緒に上がったＳ氏の竿にアタリが。
様子を見ていると緩めておいたドラグからジリジリとラインが出て行く。
出方としては大した事は無いようですが、念の為わたしはタモを持って走る。
しかし、アワセを入れたＳ氏から「あ〜」と言う声が。
どうやら掛け損ねた様子。残念。
更に暫らくしてまたＳ氏の竿にアタリ。
今度は掛けた様で竿が大きくしなっている。
が、ググッとノされた瞬間、張り詰めていたラインがテンションを失う。
バレた・・・
１０号３本縒りのスナズリがボロボロに成って切れていた。
根ズレだ。
相手は何だったのか？
そして暫らくしてまたＳ氏にアタリ。（うーむ、わたしの竿はピクリともしないな・・・）
でもまたすっぽ抜け。(^^;)
今度こそは、と２人とも気合を入れて投げ返すが、午後９時を回った頃から餌取りの猛攻撃に遭う。
恐らくは５分持ってないんではないだろうか？
他のメンバーの所も同様の様子で、ＴＥＬから返ってくる言葉は皆同じ、「餌が持たん」。(^^;)
そんな状態がずっと続き、すっかり意気消沈。
のみならず、わたしにはどうも本命の気配も感じられず、０時を回った頃からすっかりやる気を失って仕舞う。
そして午前２時ごろ睡魔に襲われ、朝マヅメに期待を残し仮眠。３時半、目が覚める。
Ｓ氏はがんばって居る様だ。
その後を聞いて見ると駄目との事。
わたしは取り敢えず様子を見つつ、軽く朝食を腹に詰める。
そして４時を過ぎた頃におもむろに腰を上げ、引っ込めていた竿を順次投入する。
しかし、相変わらず餌取りの猛攻は続いていた。
その内14cmくらいのクサフグが釣れた。
コイツが餌取りの正体。アタリも無いんで、東の空が明るくなって来た頃、またお手軽竿を出してキスをサビくと、20cmくらいのを２匹追加。
しかし、明るさが増すに連れてアタリは遠退き、お手軽竿は終了。そして、明るくなると同時にどう言う訳か餌取りもパッタリと来なくなったが、今度は餌がそのまま付いて帰ってくる様になってしまった。(^^;)
足元で手の平大のイシガレイが顔を見せてくれたものの、空虚な時間が流れ、午前８時あえ無く撤収。帰港した港で渡船屋の主が、「タイは昼間に釣れとるよ」との言葉を聞いて、皆ガッカリ。ヽ(´'｀)ノ (^^;)早く言ってよ
それなら昼までやってりゃ良かったか。
しかし、師匠は30cmくらいと小さいものの、ちゃんと本命を釣っており、流石と言ったところ。
しかも、50cmオーバは有ったと言う巨大なチヌも掛けたらしい。
これは残念ながら、足元まで寄せたものの、足場が悪くタモが離れた所に置いて有ったとかで取り込みを考えている内に足元のカキにハリスが擦れて切れてしまい取り逃がしてしまったらしい。その後、節約した所為で餌も余っていたんで、途中に寄って竿を出しましたが結局ノーヒット。
午前11時半に帰路に着いたのでした。ん〜、今回は厳しかった。
幸いキスは納得の行く釣りが出来たけど・・・