1998/11/02 佐田岬半島各所 5:45-10:00,11:00-12:00,17:30-20:30,23:30-0:30
※ 内容はニフティサーブＦＦＩＳＨＳ【なぶら】にＵＰした物とほぼ同内容です。<(_ _)>
２日目。
翌朝、４時ごろから朝イチのポイントへ向けて移動。
道中、浩じんさんに昨夜の戦果を尋ねると、アオリ〜を５杯くらいＧＥＴしたとか。(*_*)
昨年までの浩じんさんとは一味も二味も違う。
１人でアオリ〜爆釣街道まっしぐら。(^-^;)
流石は地元で特訓しただけの事は有る。程なくしてポイントの駐車場に到着。
そそくさと準備してポイントへ降りる。
ここは初日、ゼンゴさんがヤズをＧＥＴしたポイントだそう。
まだ夜明け前で真っ暗なんで、シラミが来るまで手前で待機する。しかし、浩じんさんは早速ポイントに降り立ってキャストを開始している。
Ｓバス狙いでもしているんだろうと思っていたが、後で聞いたらアオリ〜を釣っていたそうで、その手には数杯のアオリ〜の入った袋が握られていた。(*_*)
う〜む、昨年までの憂さを晴らすような鬼神が如き連釣である。スゴイさて、３０分ほどして東の空が薄明るく成ってきたんでポイントへ。
一番前の岩場が良いらしいが、餌師が３人ほど上がっていて入れないんで、ゼンゴさんの指示で左右の岩場に分散して降り立つ。
わたしはショウさん、清野さんと３人で前の方の岩場へ。昨日の失敗を吹っ切る為、昨日の自分はもう居ない、と心の中で叫びながらキャストを開始。
メタルジグを渾身の力でフルキャスト。
バヒュン！いっけぇ〜〜〜！
ゼンゴさんから正面に沈み根が有ると教えられていたんで、まだ暗くて、どの辺でどの位の距離か判らないんで、取り敢えず着水したら１０カウントくらいしてファーストリトリーブ。暫くして清野さんにヒット！
しかし、手前まで来てバレて仕舞った。
どうもタチウオらしかったそう。オシイ．．．東の空が明るく成って前の根の様子が徐々に見えてきたんで、カウントを更に続けて２０〜ボトムくらいまででキャスト＆リトリーブを続けますがバイトは無い。
辺りがハッキリ見えるくらいの時間までキャストを続けましたが、反応が無いんで、駄目もとで昨年朝イチに実績の有ったＫ−ＴＥＮのピンクヘッド・ホログラムにチェンジしてフルキャスト。
その数投目。気持ち良く飛んだな〜、と爽快感を感じつつリトリーブに入ったところ、その直後にガツン！うっしゃー！(^○^)
ビシ！ビシ！ビシ！っとアワセを入れてファイトに突入。
最初はスンナリ寄ってくるんで何だろうと思っていましたが、巻き取るに連れて抵抗するようになり、その感触からして本命らしい。(^^)
足元に来てから根の間を縫う様に走るのをロッドでやや強引に止めて水面へ引き出し、サイズと掛かり所を確認して一気に岩場へブチ抜いてＧＥＴ！ヨッシャー！
４０ｃｍの本命ヤズでした。(^_^)v
更に暫くして左の高い岩の上でキャストしていたKAZU!さんにヒット！
ＴＯＰで出たらしく、ロッドの曲がりからしてわたしの奴より大きそう。
ランディングを手伝おうと、反対側に急いで移動。
しかし、わたしが駆け付けた時に見たものはテンションを無くしたロッドと垂れ下がるラインだった。
フックの刺さりが甘かったのと、掛かりが浅かったのでしょう。
回収したルアーのフックが伸びていました。残念無念・・・この後バイトは無く、一旦引き上げて遅い朝食を取った後、ゼンゴさんが釣ったのは昼頃だったとの事なんで、再び戻ってみると、清野さんがキャストを続けており、様子を聞くとダツがバイトして来たとの事なんで、一目増やそうと小一時間キャストしてみましたがノーバイト。
１２時ごろからＢＢＱを始めるとの事だったんで撤収したのでした。昼からは２回目のＢＢＱタイム。(^o^)
暫しくつろぎと歓談に浸ります。程なくして清野さんがお帰りに。
HALさんの発案でゼンゴさんが取仕切った「第１回佐田岬半島極悪釣り大会」（勝手に名前を変えてしまってるな。しかも第１回だなんて。^_^;）総合優勝の表彰式。
おめでとうございます！＼(^o^)／ 遠路遥々いらっしゃった甲斐が有りましたね。
そして帰り際、チョットしたトラブルは有りましたが、みんなで盛大にお見送り。
どうもお疲れ様でした。ＢＢＱは午後２時ごろにお開きと成り、それに合わせ海坊主さんも都合でお帰りに。
海坊主さんには「珍品賞」（で良いのかな？＜ゼンゴさん）を受賞。(^^)
帰路に着かれました。
お疲れ様でした。この後、ゼンゴさんは親戚の子達とベースキャンプ方面へ偵察に、わたしは氷の購入と燃料補給、明日までの予定を打ち合わせる為に師匠の所へと、同じくベースキャンプ方面へと向かい、他の方は次なるポイントへと移動したのでした。
師匠と今後の予定を決め、燃料補給をして氷を買いに。
が、教えられた店は閉まっており、釣具屋を渡り歩く羽目に。(^_^;)
４件目にしてやっと砕き氷を購入する事が出来、みんなの所へ。到着したのは午後５時ごろ。
着いた早々HALさんだったか、スッゴイ釣れてるよ、と教えてくれる。
だが、何がどんな風に、とは教えてくれず、行って見てのお楽しみとのたまわれるんで、車を止めて見に行ってみると、３人くらいのメンバーが並んで釣っている足元には、エアポンプをセットしたバケツが置いてあり、覗くと１０ｃｍ前後のアジが沢山入っていた。
お、スゴイね、どうしたのコレ？ と聞いて見ると、回りに居たメンバーはニヤニヤして、何とも歯切れの悪い返事。
その内誰かが、実は．．．と教えてくれ、其れによると、岸壁に使って下さいと言わんばかりに袋入りのアミが放置してあり、其れを使って、何故か仕掛けを持っていた某氏が反則で釣ったらしい。(^_^;
因みに、このアジは後で到着したゼンゴさんの親戚の子達がタチウオとアオリ〜狙いの泳がせで使う事になる。それはそれとして、みんなは盛んに港内へ小さなミノーなどをキャストしてトゥイッチングアクションで誘っているんで、何か居るの？と聞いて見ると、小さいながらカマスがチェイスして来るとか。
が、程なくして夜の帳が下りた為かチェイスも無くなったらしい。何故かここから次の行動までの、多分僅かな間だと思うが記憶が無い。f(^^;)
記憶が戻っているのは、その後餌木をキャストしていたこと。
わたしはいったい餌木をキャストする前は何をしていたんだろう？？？と言う事で（どう言う事だ？f^_^;）、アオリ〜である。
チョイスした餌木は、水深が有りそうなんでファーストシンキング。
傍に有る水銀灯の明かりが差す岸壁の角に立ち、奥に広がるゴロタ浜へ向かってキャストし、カウントダウンしてスローの棒引き。
海面に沢山のゴミが漂っているのが少々邪魔だが、ゆっくり引けば意外とラインにも餌木にも引っ掛からない。
キャストする事数投目、グゥ〜っと重みが伝わる。
来た！とアワセを入れると餌木が水面から飛び出してしまった。
どうやらゴミが掛かってしまっていたらしい。
掛からないなと思っているとコレだ。(^^ゞ
更に数投目、またグっと重みが伝わる。
今度こそ、とアワセを入れるとズン。
引いてる引いてる、今度は間違い無くアオリ〜だ。
一定のペースで少し巻き取ると、ブシュッと水を吐いて水面を割った。
そのまま水面を滑らせる様に足元まで寄せてスッと抜き上げてＧＥＴ。(^^)
胴長１８ｃｍ位のアオリイカ。
今回普通〜に釣ったのは(^^;)始めてのアオリ〜だ。(^_^)v
バケツに水を張って生かしておき、ネクストを狙う。キャストの合間、ふと後ろの気配を感じて振り返ると、わたしがさっき釣ったアオリ〜をショウさんが熱心にデジカメに収めている。
そう言えば前日朝イチポイントで釣ったアオリ〜も熱心に撮ってたっけなぁ〜。
余りにも熱心に撮っているんで暫く見物。
暫くして納得の行く絵が撮れたのか車の方へ行かれました。それから暫くキャストしていると再びヒット。
今度はちょっち小さめ。２杯目。(^^)
続いて足場を少し移動してキャスト。
ここは少し浅いらしく時折根ガカリするが其処はソレ、旭川のストラクチャーポイントと、ゴロタ浜での釣りで鍛えた根ガカリ解決テクニックを駆使すれば、間違ってアワセを入れたりしない限りはロストするほどではない。
それでも掛かると面倒なんで、鳥取での修行中、意外と少々早いくらいのリトリーブでも乗って来た事が有るんでソレを試してみる。
餌木が時々コツンと底に当るくらいのスピードでリトリーブ。
すると、キャストして最初のコツンの直ぐ後でグッと重みが。
空かさずアワセてＧＥＴ。３杯目〜。(^^)其れから暫くはアタリが無く、途中を探りながら場所を奥の浜に移動してみる。
其処には浩じんさんが居られ、ここにも居るよと言うんで、隣りに入れてもらってキャスト。
少しして浩じんさんにＨＩＴ！
難なく取り込んだ奴は中々のＧｏｏｄサイズだった。(^^)
入れ物が無いと言うんで、途中のテトラに発泡の箱が有ったのを思いだし教えてあげる。（取りに行ってあげない所がセコイ。f^_^;）
浩じんさんが入れ物を探しに行っている間にわたしにも４杯目がヒット。
しかし、その後は潮が止まった所為かアタリは遠のいてしまったんで、今回アオリ〜爆釣の浩じんさんのテクニックを盗むもうと暫く浩じんさんの釣り方に見入る。
ふんふん、なるほど、と一通りやっている事を見て真似をしてみる。
しかし、いきなり根ガカリ。f^_^;
コレが中々外れず苦労したが、なんとか回収することが出来た。
やはり一朝一夕には行かんな。f^_^;アタリも遠退いたし、腹も減ったんでここで一先ず撤退。
車に戻ると、ゼンゴさん達が歓談していたんで其処に混ぜてもらいつつ腹ごしらえ。
ちょっと腹ごしらえのつもりだったんですが、皆さんの話が楽しいんですっかり歓談モードにハマル。(^^;)
色々な話に華が咲きます。(^^)コレがまた楽しい
暫くすると浩じんさんが餌木をロストしたと言って戻って来られ、話の輪に入ります。午後１０時半を回った頃でしょうか、浩じんさんがかなり眠そうにしていたんで寝るんなら車でと勧める。
どうもカップ麺の「ネギ」に当った様な感じだった。(^^;)
車に入って２、３分もしない内に高鼾。殆ど気絶したと言っても過言では無いでしょう。(^^;
聞いた話では、昼間の移動中にも（わたしは都合で１人で行動し、浩じんさんはHALさんの車に乗せてもらっていた）つづら折れの道のりにも関わらず、寝入って居たらしい。
移動前にもカップ麺を食べてたんですよね．．．秋の夜長、話は尽きる事無く続きます。
その間、極悪釣り大会の簡単な授賞式で、わたしは開催の合図から後はイカとエソとヤズくらいしか釣ってなかったんで、少々後ろめたい気がしたんですが、運営委員長と幹事の鶴の一声で開催前に遡って、カワハギが受賞理由になり、何の賞だったのかハッキリ覚えて無いんですが（何でしたっけ？＜ゼンゴさん）、清野さん提供のカスタムルアーと、ぺこぺこさん提供の「プロ用」と書かれた怪しげなラインとその使用方法を授かりました。(^_^)さて、話は尽きないのですが、じっとしていると寒く成ってきたし、潮も程々に下がったんで、タチウオを狙いに外側の波止の先端に向かいます。
HALさんの話では同じポイントで、あるシークレットルアーで初日の夜に足元で爆釣したらしい。
先端に着くとKAZU!さんが既にキャストしており、バイトは有るが乗らないとか。
早速ルアーをセットしようと思ったら、教えてもらったカラーを車に置いて来てしまってたんで、色違いで探って見る事にする。
影の切れ目に落とし込んでジャーク＆フォールを繰り返すがバイトしてこない。
HALさんの方も同様らしく、徐々に範囲を広げて探って見るもノーヒット。
どうも芳しくないってんで引き上げたのでした。車に戻り、アオリ〜を釣った方を見に行ってみると潮が下がってゴロタが広がっていた。
そういや浩じんさんと毛利さんが餌木をロストしてたっけな〜。ヨシ。
強力ライトを手に浜へ降りて見る。
途中、テトラの穴を覗いて見ると、１０ｃｍ位のメバルやグレがウヨウヨ。
カサゴも居るし、何だか青い長い魚も見えた。
ロッドを取りに行こうかと思ったが、取り敢えずは餌木拾いと、ロストしたと思われる辺りの、掛かりそうな所を探索。
すると、有った有った。(^^)
先ずは４．０号のピンクの餌木をＧＥＴ。これはチューンしてあり、後にショウさんの物と判明。お返しする。
更に探索する事暫し、２本目をＧＥＴ。これも少しカスタマイズしてあり、しかも見覚えがあるゾ。浩じんさんのだ。後でお返しする。
更に探索するが他は見つからなかった。
持ち主不明の餌木かルアーが転がってないかと期待したんだが．．．(^◇^;)上に上がり、テトラ穴の事をHALさんに教えてあげると早速ロッド片手に降りて行かれたんで暫く様子を見ていたんですが、口を使わんらしい。
ん〜、やっぱライトで照らしながらってのはちょっと拙かったんじゃないかな？その後、午前０時半を回り、運転手は寝んとイカンナと言う事で仮眠に入ったのでした。
３日目に続く．．．