2001/09/01 岡山県南東部の地磯 20:00〜24:00
知人Ｓ氏とニベ狙いで出撃。
現着20時。
5分満ちくらいで、直ぐに時合いだと思ってたら、何時もより早く潮位が上がっていて、すでに釣り座がかなり狭まっていた。
何時もの辺りに店を広げ、急いで仕掛けを投入する。
今回は何時ものチロリの他にベイカも用意して来たんで、出した竿2本の内1本はベイカ。
30分ほどしてそのベイカの竿にアタリが来た。
餌が大きいんで、竿を持って暫く様子を見て、ここぞと言うところでアワセるが空振り。
根ガカリの多い所なんで、1本針にして縫い刺しにしてたんですが、針先が上手く出てなかった様子。
その辺を考えて餌を付け再投入。
暫くしてそれにまたアタリが有ったが、今度も空アワセに成ってしまった。
その次のアタリでは針に掛ける事が出来たが、今度は足元まで寄せて何処に抜き上げようか考えてた一寸の隙に針から外れてしまった・・・
たぶんアナゴだったと思うが、やはり針先の出が足りないのだろう。
仕方ないのでそれ以降は孫針を付けた仕掛けに替えておいた。
この頃になると、わたしの釣り座はタタミ1畳くらいの岩の上だけに成ってしまい、その回りは海水に囲まれていた。
他の道具やクーラーなんかは海水が掛からない後ろの陸地に置いてあり、ニーブーツで渡って行き来していた。
しかし其処も30分程で水没してしまい、陸地に移動。
何時もならこの頃には時合いが終わっているのだけど、今夜はまだ1時間くらいは時合いが続くので、適当な場所を確保して続行。
満潮前1時間頃から流れが緩み始めた。
そろそろ終わりかな？と思っていた矢先、チロリにアタリ。
喰って来たのは本命ニベ。
35cmくらいと小型ながら、今夜初のサカナである。f^_^;
コリャまだ行けるか？と続行。
しかしそれからはアタリも途絶え、もう撤収かと考えていた時、視界の端に有った穂先ライトがギュ〜ンと海に向かって引き込まれるのが見えた。
うわっ！と慌てて竿を掴もうとしたら、三脚も一緒に引き倒され掛かっていて、左手に竿、右手で三脚ともう1本の竿を支えたもんだから手が塞がってしまったのは失敗だった。
敵は凄い力でグイグイ引き込んで行くのだけど、手が塞がっててはドラグを緩める事も出来ない。
竿を起こそうにも片手では到底太刀打ちできる力ではなく、リールを右手まで引っ張る事も出来ない。
取り敢えず三脚とそれに掛かっている竿を何とかしようと悪戦苦闘していたら、片手に持っていた竿が一気に伸され、ブッ・・・
5号のフロロを引き千切って行って仕舞われた。(；o；)
相手は間違いなくエイ。
それもかなりのサイズだったろう。
ここではドラグを緩める釣り方は出来ないので、もし来たらヤバイと思って居たけれど、ホントに来るとは思ってなかった。
ならば今度はエイじゃと粘ってみるが、その後は音沙汰無し。
0時を迎えて撤収としました。
わたしは結局ニベ1本だけ。
Ｓ氏は同クラスのニベ1本と、40cmくらいのアナゴ2本と言う結果でした。