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　師匠が一緒にハモを釣りに行く人を探していたので付き合うことにした。
　先日釣ってからちょっと填ってるらしい。(^^;)

　場所はルアーフライでよく行く港だった。
　あんな所にホントに居るんだろうかと半信半疑。

　着いたら師匠はもう始めていた。
　わたしも隣に入って竿を出す。
　仕掛けは、餌がイワシの方はハリス10号、丸セイゴ18号の孫針仕掛け、ベイカの方はハリス8号でコダイの10号の1本針仕掛け。
　港内なので、船の出入りを考えて道糸沈めを使用する。

　仕掛けを投げ込んでみると、想像通り浅い。
　ホントにこんな所に？？？
　情報では一晩に2本くらいは釣れる”事も”あるらしい。(^^;)

　釣り始めて2時間、アタリらしいアタリも無い。
　ただ、師匠の方にはなにやら餌盗りが居るらしく、時々ベイカの足が無くなっていた。
　餌のチェックでもするかとノソノソ竿の側に行くと、師匠がアタリらしいのが有ったとアワセを入れた。
　しかし餌にも何の変化も無し。
　一晩に2本くらいじゃやはり難しいのかな、と思った矢先、視界の端の方に有ったわたしの竿先が激しく引き込まれた！
　うわ！来た来た〜！！
　慌てて竿を持ち、様子を見る。
　道糸沈めが入っているにも関わらず、ラインをグイグイ引き出していく。
　アワセを、と思ったものの、ハモなんて釣った事が無かったんで、どのタイミンクでアワセたら良いのか判らず、暫し引き出されるに任せていた。f^_^;

　しかし、このまま待っていたって仕方ないので、うりゃっとアワセてみたら、ズシンという手応え。
　乗った！
　そしてその瞬間、遠くで魚が跳ねた。
　ハネかと思ったが、引きはそれではなく、ガンガンとトルクの有る重い引きで、たぶん本命だろう。
　浅いからなのか知らないが、ハモも鰓洗いするんだ。(@o@)

　と・こ・ろ・が、寄せに掛かろうとした時、グリグリっと首を振ったと思った次の瞬間、竿は重量感を失っていた・・・
　歯に擦れて切れたかと思ったが、針外れだった。
　痛恨のバラシ。(;_;)
　結構大きかったのにぃ・・・

　コレで俄然やる気が出て、23時ごろＳ氏もやって来て仲間に加わるが、無しのツブテ。　潮が止まったのも要因の一つかも？

　空虚な時が流れ、1時を回った頃やっと潮が少し動く。
　一晩2本ならもう1本は出ると言うのがささやかな希望。
　時間も時間だし、今に掛ける。

　すると、師匠にアタリが有り、アワセると竿はかなりの曲がりだ。
　慎重に寄せる師匠。
　そして足元まで寄せ、タモで無事取り込んだ。
　体長約80cmの立派なハモ。
　それにしても物凄い歯だ。
　これに噛み付かれたらタダでは済まないな。くわばらくわばら。(ーー;)

　しかしこれで2本出てしまった。
　う〜ん、もう居ないかな？
　と思ったらやっぱり居なかった。(^^;)
　眠くなって来たので2時に撤収となりました。

　まあアタリと引きは味わえたし、魚も見せてもらったし、今夜は良しとしましょう。
　次の機会にはきっと・・・