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　師匠と２人、山陰の偵察釣行に。

　最初の場所は赤崎の、昨年友人Ｍが29cmのキスを釣った所。
　どんな場所なのか一度見ておこうと思って。
　現着したのは日付の変わったばかりの午前0時。
　TELでＭに確認してポイントに入る。
　因みにＭは牛窓で夜釣りをしてたらしい。

　海岸に下り、小さな川の河口へ座を構える。
　Ｍ曰く、夜が明けてからのポイントだと言う事だが、夜でも釣れない事は無いし、夜釣れれば朝は期待できるらしい。

　早速仕掛けをセットし、釣り開始。
　遠投だと言う事なんで、力いっぱい投げるが、思っていたよりも水深が浅く、着水即着底と言う感じ。
　こんな所にデカイキスが回って来るんだ・・・

　取り敢えず竿は2本ずつ出したが、直ぐに1本目の餌のチェックをしてみたら、師匠の方には22cm位のキスが食っていた。
　おお〜、もう釣れたの？
　コリャ寝る間は無いかな？と言う考えは甘い。(^_^;)
　フグが時々餌を盗ったり釣れて来るだけで、方々探りを入れてみるがキスは最初の1本だけ。
　コリャ夜が明けてからにしましょうと言う事で2時ごろから仮眠。

　4時過ぎに起きて釣りに戻る。
　が、状況に差ほど変化は感じられない。
　相変わらずの餌盗りのフグ。
　しかし、そんな状況でも師匠は流石。
　25cmクラスと20cmクラスを釣り上げた。
　でも、アタリが有ったのは25cmクラスの時だけ。(^^;)
　どうもここのキスは居食いが得意のようだ。(^◇^;)

　7時ごろ、ふと後ろを振り返ると、河口のすぐ上手の瀬と淀みでは何と鮎を釣っているらしい。(@o@)
　何とも奇妙な光景だ。
　わずか数十ｍ離れて片やキス、片や鮎を釣っているのだから。
　秋になると落ち鮎が河口に群れていたとＭが言っていたが、成るほどこれならば。

　さて、どうも状況は芳しくない様なので、早々に見切りを付け、境水道方面にマゴチの偵察に行く事にした。

　ポイントを見て回り、9時前に空いていた所へ入る。
　早速竿を並べアタリを待つが、ポイント周辺の状況に以前とは違う感じを受けた。
　よくよく観察してみると、堤防が出来て流れが変わってしまっていたのだ。
　これはあまり宜しいとは言えない。
　それでももしかして？と思ってアタリを待っていると、師匠の竿に何か来た。
　しかし、アワセると根ガカリのような感じ。
　げ、これはまさか？！あれか？
　案の定そのまま竿を引き絞るとズポッと抜けた感じ。
　ウミヘビである。(⌒○⌒;
　しかも師匠には3連発で来た。(^◇^;)
　デカイのは1mを超えていただろう。
　わたしも70cmくらいのを釣り上げた。
　ヘビを釣ったのは初めてなので、写真を撮りまくった。(^^;ゞポリポリ

　ここが空いていたのは流れが変わってポイントと成らなくなっていたからと思われる。　このまま続けても望みは薄いようなので他の場所を探す事にして10時に移動。

　しかし、何処もイマイチっぽく、やる気が出ない。
　彼方此方見て歩いた末、結局弓ヶ浜でキスをサビいて帰ろうと言う事に成り移動。
　丁度昼時で、食い物を腹に入れたら睡魔が襲って来たので木陰で暫し仮眠。

　2時間ほど気絶していただろうか、14時前に目が醒め、おもむろに浜に赴く。
　取り敢えず遠投して魚の居場所を探ると、70m辺りに居る事が判り、その辺りを攻めてみたら、15cmクラスがメインながら、20cm超えも時折混じりながら結構釣れた。
　1時間ほどでそれぞれ20匹ほどずつ釣ったので、まあこんなもんでしょと15時に撤収。
　帰路に着いたのでした。

　偵察目的でしたが、結果の方はあまり芳しくはありませんでした。
　弓ヶ浜のキスは良く釣れるゾと言う事くらいでしょうか。(^^ゞポリポリ